皆様、こんにちは。院長の浜田です。
先日、当院のYouTubeチャンネル。
「ハマダ先生の整体塾」にて、
「手根管症候群の治し方 自分でできる手の痺れのツボ・マッサージ3選」
というテーマで、動画をアップロード致しました。
チャンネル登録、高評価。
ぜひぜひ宜しくお願い致します。
さて、今回は「手足の痺れ」がテーマです。
早速ですが、本題に入ります。
手が痺れる原因は、一般的に大きく分けて2つです。
一つ目は「中枢神経障害」によるものです。
簡単にいうと、脳や脊髄に問題があるものです。
まず、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍などの病気が挙げられます。
脳に問題がある場合、視力や聴力、味覚や手足の運動神経、感覚神経、そして意識に障害が起きます。
一方、脊髄神経に問題がある場合、手足の運動障害や感覚障害に加えて、尿意や便意を失い体温調節が困難になります。
次は皆様もよく耳にするヘルニアの話です。
背骨はブロックのように積み上がっているのですが、その間には「「椎間板」という組織があります。
ここでは椎間板をお菓子のオレオに例えます。
そのオレオの白い部分が潰れる場所によって、痺れる部分も変わってきます。
オレオの白い部分が飛び出して神経を圧迫するのが、いわゆるヘルニアです。
マクロファージなどの免疫細胞が数ヶ月がかりでオレオを食べ切るとヘルニアは無くなるので、痺れが治ります。
それぞれの障害レベルでリハビリや温熱療法、鍼治療が有効とされています。
鍼を施すと、免疫細胞が活性化して痺れの治癒を促進させるのです。
ここまでが、中枢神経麻痺の話です。
次に紹介するのが「末梢神経麻痺」です。
末梢神経とは背骨の中にある脊髄から出た後の神経のことを言います。
イメージ的には草木の根っこの部分ですね。
末梢神経麻痺の中で最も多いのは「手根管症候群」です。
手のひらや肘あたりまで痺れます。
手根管を手術で切除すれば治るといわれていますが、実は筋肉のこりによっても手が痺れます。
レントゲンやMRIには映らない部分で症状が起きている場合、手術をしても当然、痺れは治りません。
当院では専門的に痺れのリハビリと施術をおこなっていますが、かなり根気が要ります。
長い目で見てちゃんとケアしたいと考えている方は、当院にご相談ください。