◆パーキンソン病
【パーキンソン病の原因】
中脳にある黒質という神経細胞が変性し、そこから分泌されるドーパミンというホルモンの分泌が減少してしまう事で起きる病気です。
ドーパミンには身体の動きをスムーズにする作用がありますが、それが減ってしまうと、進行性に手足が強張り、歩行困難となって、日常生活を送る事が大変になっていきます。
発症しやすい年齢は、65歳以上の100人に1人と言われています。稀に若年性に発症してしまうケースもあります。一般的に薬物療法やリハビリテーションが行われていますが、それと合わせて鍼灸治療を薦める医師も増えています。
【パーキンソン病の症状】
パーキンソン病の症状は、主に運動症状と非運動症状の二つに分けられます。
運動症状
筋肉が強張る、動きたいと思っても動けない、安静時に手が震える、表情が乏しくなる、バランスを崩して転びやすくなるなど。
非運動症状
睡眠障害、便秘、油汗、体温調節が上手くいかない、レビー小体型認知症など。
その他の症状
亀背、嚥下障害、レストレスレッグス症候群など。
【パーキンソン病の治療】
症状の進行を遅らせるには、お薬が欠かせません。医師の判断で、ドーパミンを補充する効果が期待できるお薬を処方してもらえます。パーキンソン病の方には、オン・オフ現象というものがあります。
お薬の効果が効いている時と、効いていない時を意味します。個人差がありますが、早くお薬の効果が切れてしまう事があります。一日の運動量やタイムスケジュールを立てて、行動する事も大切です。
パーキンソン病は、当院にお任せ下さい。
院長は鍼灸の他、理学療法の技術を持ち合わせています。他の鍼灸院との大きな違いは専門的な、機能訓練を提供できる点です。その施術の特徴をご説明します。
まず、鍼灸治療は経絡上のつぼを狙った治療法です。直接、神経や筋肉に刺激を与える事で即効性が期待できます。強張った筋肉を和らげたり、便秘や不眠症など、自律神経を調整を目指します。
一方、理学療法はリハビリの専門技術です。リハビリとは、ラテン語で“再び適した状態に戻す”という意味があります。
また、病気や怪我、障害を負った方などの復権を目指すという概念があります。
施術においては、運動療法がメインです。骨格筋の働きを促通し、身体の動きをスムーズにします。
双方の技術は相性が良く、相乗効果が生まれます。
大学病院では、専門性が違う鍼灸師と理学療法士が連携し、リハビリを提供しています。リハビリを受けるタイミングは、早ければ早いほうが良いと言われています。
しかし、パーキンソン病は未だに治療法が確立されていない難病です。進行性の為、ゆっくりと病状が悪化していきます。
だからといって、諦める必要はありません。
“やりたいこと、なりたい自分、楽しく笑って過ごせる毎日を共に叶える”それが、当院が掲げる理念です。
そして、パーキンソン病には、仮面様顔貌という症状があります。表情筋が強張って、上手く表情を作れなくなってしまうのが特徴です。人目を気にし、外出を控える方も少なくありません。
当院では仮面様顔貌の予防・改善が期待できる施術も提供している為、お任せ下さい。
徹底して、パーキンソン病にお悩みの方の力になります。
全力で力になります。
院長は老人ホームでの機能訓練指導員としてのキャリアが長く、そこであらゆる症例を診てきました。
在宅や施設で車椅子やベッドで生活する時間が長い方にも対応できます。
シーティングやポジショニングといった専門技術をご存知でしょうか?
車椅子やベッドで苦痛を感じている方が、安楽に過ごせるように環境を整えるテクニックの事です。
往診は別途料金がかかってしまいますが、直接ご自宅や施設に伺って施術やアドバイスをさせて頂く事も可能です。
パーキンソン病の方を支えているご家族様、介護者の方からのご相談も受け付けています。
全力で力になります。