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玉村町 鍼灸・整体ぶもん。
口コミ1位。
鍼灸・整体院 叶 kanae。
喪中なので、真面目な話をします。
12月14日、私の大好きな母方の祖父が93歳で亡くなりました。
こういう事をSNSで発信してよいかわからないのですが、私は今までに感じたことの無い感情を覚えたので、シェアさせて頂きます。
祖父は「隋徳院 鍼雲利厚」という戒名をもらいました。
鍼で自由にたくさんの人を助けて来た優しく暖かい祖父の人生を表した戒名だそうです。
めちゃくちゃ格好良いと思いました。
祖父は、政府から「厚生労働大臣賞」という叙勲を与えられたほどの人物です。
数々の功績を残してきました。
祖父は、どれだけ凄い人だったのか?
次から次に耳を疑う話が出てきて、驚くばかりです。
下記は、祖父のお葬式の後に叔母や祖父母から聞いた話になります。
お葬式には100人を超える人たちが来てくださいました。
お葬式に来られなかった人たちは、「せめてお線香をと、日本全国から祖父の治療院がある実家のほうへ、続々と来てくださっています。
孫の私は数年前まで全く聞かされていなかったので知らなかったのですが、祖父は生前に鍼灸の啓蒙活動や鍼灸学生の育成、海外の鍼灸師の指導を各地で行っていたそうです。
鍼灸の学会や各地で治療もして来たので、関係者が多いそうです。
滝にうたれたり、坐禅を組んだり、山籠りしたり、随分と精神の鍛錬を重ねて、身も清める修行も極めていたと聞きました。
全盛期は風船に鍼を刺す練習をして、風船が割れないくらい繊細な技術を身につけて非常に丁寧な鍼治療を患者様に提供していたそうです。
私が子供の頃、夏休みで遊びに行くと、よく祖父が仏壇に向かって般若心境を唱えていました。
そんな祖父ですので、本当に救われた人たちが、大勢いました。
半端じゃないなと思ったのは「感謝の総量」です。
先生には感謝してもしきれません。
命を救われました。
本当にありがとうございます。
お線香をあげに来て下さった人たちから口々に発せられるそうです。
その言葉を聞いた叔母や祖父母も改めて、祖父の偉大さを知ったそうです。
更に驚いたのは高齢だったり足腰が不自由だったり、目が見えない治療家の先生や患者様が、単身でかなりの遠方から、わざわざ来たそうです。
本当に尊敬します。