猫背では無いのに猫背だと思って、間違った姿勢のケアをしている人が非常に多いので気をつけて下さい。
肩甲骨の間や背中が痛くてよくもみほぐしやエステ、整骨院でうつ伏せのマッサージを受けていませんか?
残念ながら逆効果であるケースが多いことを知っておいて下さい。
猫背の治療においては、うつ伏せのマッサージは受けないほうが良いケースがあります。
胸が硬い場合、うつ伏せのマッサージはおすすめしません。
逆に背中を鍛える必要があります。
胸が硬く、背筋は伸ばされて張っている状態なのに背中を揉んだらもっと肩が前に出てもっともっと背中が丸まって痛くなる感じ、わかりますか?
揉んでもらった時は凄く気持ちがよいけど、すぐ元に戻ってしまう原因はそれです。
胸が柔らかく、背中が張って硬い場合はうつ伏せでマッサージを受けても大丈夫です。
胸を鍛えて、逆に背中をほぐすのが正解です。
その判断がセラピストとお客様に委ねられています。
胸が硬くなると巻き肩になるので背中が丸まりますよね?
首も前に出てストレートネックが進行し「過伸展」という状態になります。
それが素人目には猫背にみえるので「背筋伸ばしたほうが良いよ」と周りに指摘されるわけです。
しかし、実際は猫背ではなく巻き肩とストレートネックで猫背ではないので、背筋を伸ばすと首も腰も剃ってしまい余計に痛くなるんです。
っこ頃あたりありませんか?
もみほぐしとマッサージを否定しているのではなく、リラクゼーションと治療は全く違うという話です。
ほぐす場所と鍛える場所が状態によって違います。
いくらマッサージやパーソナルジムに通っても全然改善しねーじゃねーか。
と、思われるかもしれませんがヨガやピラティスも同様にその見極めができていないまま進められていることが考えられます。
いくらマッサージや筋トレ、整体を受けても改善しない場合にはもっと時間とお金が必要かもしれないし。
タンパク質が栄養素として不足しており甘いものや小麦を使用したお菓子、しょっっぱいものやお酒の飲み過ぎなど。
あとはこの時期に特有の高温多湿など環境的なストレス要因も考えられます。
その一つ一つを見直し、少しずつ改善できることを整理していくことで今の辛い状態は確実に改善が見込めます。