開業当初、当院は腰痛専門院でした。
私は開業する前、高齢者施設で理学療法士の資格を活かし機能訓練指導員として働いており、看護師や介護職の人たちの腰痛の相談を受けていたので「腰痛治療」や「身体の使い方の指導」」が得意だったんです。
しかし、腰痛専門院を掲げることはやめました。
順を追って説明します。
ぎっっくり腰のお客様からのご予約が殺到しました。
当院は火曜日定休なのですが、灸な電話で凄く辛そうな状態がわかるので院を開けて治療させてもらったことが何度もありました。
しかし、ここからが問題です。
ほぼ100%の確率で、新規でご来院されたぎっくり腰のお客様はリピートしなかったんです。
奇跡的に2回目以降、来てくださる方は一人いるかどうかでした。
これは、私自信のカウンセリングやテクニックに問題があるのでは?
と、かなり悩みました。
勿論、自分の至らなさは認めます。
だから、自己研鑽をしています。
そして開業して2年経った今、ぎっくり腰に限らず灸な首肩の痛みも含めて「灸な痛み」を抱えて来るお客様のリピート率が非常に低いことがわかりました。
そして、高確率で「約束を守らない」傾向が強いです。
例えは、あと4回通って腰の状態を改善しましょう。
はい。わかりました。必ず来ます。
と、言って来ないパターンです。
ぎっくり腰というのは灸な痛みではありますが、日頃の疲労が溜まりに溜まって爆発した状態なんです。
爆発した後、医師の注射や、塗り薬や湿布薬に頼ってもほぼ通用しない状態です。
それが鍼灸や整体、もみほぐしで改善するわけがないんです。
今後も再発しないように努力する必要があるんです。
専門家からすれば予防なのですが、お客様は今の痛みが治ればそれで良いという考えです。
入浴やストレッチ、運動習慣を作るのが面倒くさい。
治療に予算と時間は避けない。
忙しい。
整骨院は安いけど、電気治療じゃちっとも楽にならない。
などなど。
それはわかるのですが、そのような考え方だから繰り返すのです。
これでは何をやっても治るわけがありません。
当院はその場しのぎのご予約をお断りしています。
お互いに時間とお金、命の時間が無駄になるので他を当たって下さい。
当院は、しっかり治していきたいという人向けの治療院です。
改善したい人に全力を注ぎます。