当院では、気分の落ち込みやストレスを抱えているお客様に鍼治療を提供しています。
今回、ご縁のあった心療内科の医師から適応障害とうつ病について詳しく話を伺う機会を得たのでシェアさせて頂きます。
適応障害とうつ病は、全然違うそうです。
適応障害は原因がなくなれば治る。
うつ病は原因が無くなっても治りにくい。
うつ病は10人に一人。
そのほかに適応障害やパニック障害などを含めると、6人に一人が精神疾患をもっている。
うつ病は初期の治療が大事で、放置したり途中で治療をやめると再燃しやすい。
適応障害はストレスによるもので、環境を整えれば治る可能性がある。
うつ病は適切に治療しないと治らない。
自分はうつ病じゃないか?
と、思ったらすぐに心療内科を受診すべき。
うつ病は好きなことができない状態。
例えるならば、ガス欠。
エネルギーがゼロになった状態。
うつ病の診断は、その人が好きなことが出来ているかどうかが基準。
趣味のドラマ・映画鑑賞、ゲーム、読書、外出などをする気力が全くない。
それができるのであれば、うつ病ではなく、一歩手前の軽いうつ状態。
うつ病になりやすい性格をメランコリー気質という。
真面目、責任感がある、完璧主義。
手が抜けない、気分転換ができない。
休職しても逆に休めない。
半年、一年、休みすぎてしまうケースが多々あるので、あまり休職は適切ではない。
ゴルフや山登り、スポーツ、飲み会、ショッピングなど。
そういったことが全くできないのがうつ病。
本当にうつ病の人に頑張ろうは不適切。
本来のうつは50代、60代。
いまは20代、30代の若者が多い。
急性きは、励まさないこと。
休職中は好きなことをすべき。
気力、集中力を上げて、それを仕事復帰につなげる。
以上。
参考になれば幸いです。
世界保険機関WHOやNHKでは、鍼治療がうつ病に効果が期待できるといっているので世間の認識も高まっていますね。
心療内科と鍼治療を併用し、あなたの辛い症状の改善が期待できます。
一人で悩まずに当院へご相談ください。
心から皆様の人生を応援しています。