今月、群馬県のとある場所にある事業所へ、講師に行って参ります。
そこは、発達障害や精神疾患を持っている利用者さんが、社会復帰を目指す職業訓練校です。
何を隠そう私には視覚障害があり、それがあるなりの苦難を経験しています。
今回、ある大企業の社長さんとご縁を頂、そこで自分自身の体験談を話す機会を頂きました。
私には「生きづらい世の中を変える」という夢や目標があります。
社長さんにその部分の共感と協力を得る事ができました。
障害がある人は、基本的に受け身になりがちです。
生きづらい世の中を変えるには、当事者が動かなければいけません。
一人一人が生きやすさや生きづらさについて権利の主張をしているだけでは、ただのわがままに終わってしまいます。
勿論、病気の有る無しに限らずです。
相手に自分の事を理解してもらう為には、それなりの努力が必要です。
最初から手を差し伸べてくれる人もいれば、しばらく様子を見てから手助けしてくれる人もいます。
親切だと思って甘えていたら支えきれなくなり、縁を切る人もいるでしょう。
約束したはずなのに裏切られることもあります。
私は自分の視覚障害を通じ、周りを変えるにも、理解を得るにも、協力を得るにも、人を支えるにもまず自分の絶え間ない努力が必要である事を身をもって学んで来ました。
自分は何ができて、何ができなくて、どうすればできるのか?
それを相手に説明できないようでは、わかってもらえるわけがありません。
それは、精神的な努力だけでは不十分。
実際に行動に移さなければ、努力は実りません。
障害を持っているなりの工夫、体験談。
街で歩いている障害者への声かけの仕方。
自分なりの幸せ。
あなたは言語化し、行動に移せるでしょうか?
今回の講師で、利用者さんの希望につなげたい。
双方向の気づきと学び。
そして、弱みは強みである事をテーマに発表して参ります。
余談ですが、玉村町にパルってありますよね?
そこで、子供の不調や発達障害、不登校、火こもりなど。
親御さんの意見交換会をしたいと思っているのですが、一緒にやりませんか?
今度、役場に訪ねてみる予定です。
今の仕事意外にも、ガンガン社会貢献していきます。