
あぐらがかけない!
腰痛に悩む50代の女性のお客様。
「私、昔から身体が硬くて草むしりの体勢やあぐらをかくのが苦手で、もう座敷とか最悪なんです!
今回、忘年会の場所が座敷らしくてすごく憂鬱。
途中で腰と股関節が痛くなっちゃって居らんないですよ。先生、助けて」
」
それはお辛いですね。でも、安心して下さい。
まずは全身の柔軟性をチェックしてみましょう。
「どちらかというと右の股関節が硬くて長く座っているのも厳しいんです。仕事が座り4割、立ちが6割くらいなんだけどまだ立っているほうが楽」
身体の状態を診ると腰が痛いから腰だけに問題があるわけでは無さそうです。
腰は人体の中でも可動域が広く、本来は柔軟性がある関節です。
こうしてみると首や足首、股関節の柔軟性が無いので結果的に腰が頑張りすぎているようです。
腰は頑張り筋、他の部分はサボり筋と思って頂けるとイメージしやすいかと。
この状態は筋力低下も原因なのでトレーニングもいれます。
「腰が肩代わりしてくれているわけか」
そうですね。まずは順番にほぐしていきますが、特に股関節が硬いので周囲に鍼を集中的にさせていただきたいです。お尻を少し出してもらう事は可能ですか?
「はい。もうおばちゃんだから大丈夫よ」
おそれいります。肌も綺麗だから姿勢で存しているだけです。
痛みがとれれば顔もますます綺麗になります。
「そりゃそうだよね。全部、ツナがてるもんね」
はい。顔だけ綺麗は無いです。まずは身体を整えてからヨガやピラティス、美容鍼みたいな流れができれば最幸なんですけど。
「そうだよね。
あー、だいぶ楽になった!ちょっと鍼が怖かったけどやってよかった。
指圧とマッサージも上手ね。プロにこんなこと言ってごめん。
こう言ったら失礼だけど先生は目が見えないし、奥さんもいるから安心よね。
これってどれくらいのペースで来ればいいの?」
忘年会に間に合わせたいのであれば週2回がベストです。
「まあ、忘年会が目的といいうよりかこの機会にちゃんと治そうと思いました。
説明もわかりやすかったし、信用できた。
ただのマッサージじゃなくて根本的に治してくれる感じだから近場にこういう所があって良かった。
どこへ行っていいか探してもわからないんだよね。
娘も連れてくるので宜しくお願いします」