今回はあくまで寄り添う意味で私の体験談を少し紹介します。
私は「網膜色素変性症」という進行性に視力を失う難病。
その影響でストローの穴を覗く程度の視野と曇りガラスのような視界で生きてきました。
今は光と影しか見えていません。
・過去、自転車で走行中、縁石に乗り上げて吹き飛びドブの溝川に落下。
・自転車でタクシーや電信柱に正面衝突。
爪が禿げる。
・子供時代に追いかけっこをして変則的に走っていた際、停車中の車に気づかず衝突。
右後頭部を負傷、血だらけ、数はり縫うはめに。
・横断歩道を横断中、左手だけ車のミラーに衝突し、川がえぐられる。
・階段の一番上から転落し、全身打撲。
・街で柱にひたいをぶつけて、ざっくり流血。
・物干し竿の一部にl字型の部分があり、それに気づかず足物とに落ちた洗濯物を疲労嘔吐前屈みになると瞼の裏に深く目玉をえぐるような勢いでブッ刺さる。
・子供をおんぶして寝かしつけながら畳の部屋をうろうろしていたらしょうじのサッシに上の歯茎がぶつかり、なんとスライスされてしまい1せんちくらい歯茎がめくれてぷらんとなり、その後妻にハサミで切ってもらう。
・手探りで移動していたら爪の間に襖のとげが入り込み、ピンセットでぐりぐりとってもらう。
・鬼ごっこで走った勢いのまま柱や物に衝突し、顔面の太ももを強打。
・夜道で様子いろに転落。
・あなたは周りの人と同じように働けないので正直、迷惑です。
頑張ってるのはわかるけど、今後の賞与。
ボーナスはカットします。
・障害者が座っているとサボっているように見えるから見えない所で仕事をしろと言われる。
・集団無視、孤立。
・パニック障害発症、十二指腸潰瘍を患う。
私は自分の障害からこういう事を学びました。
絶望、失望、そして希望もあるよな。
悩んで悩んで悩み抜き、そこで選んだのが今の道です。
悩めること精神的に引きこめることは、他者に寄り添う才能だと私は考えました。
だって、悩むことしか当時の自分にはできなかったから。
それを極めるには医療・福しの道に進み、国家資格を他の先生よりも多くとってたくさんの人を助けようって自分の目を潰すつもりできました。
結果的に辛いという気持ちは人の喜びが我が喜びに変わります。
あなたは、必要な人です。
自分の変わりはどこにもいません。