
まず、お父様のパーキンソン病について。
当院では下記のようなケアを施しております。
身体の硬直には関節可動域訓練といって関節や筋肉の柔軟性を確保するために全身にストレッチやマッサージをおこなっています。
不眠に対しては、東洋医学的な観点からツボを使って頭などに鍼をしています。
お父様は腰が痛いと話されているので、そこにも鍼や指圧を施しています。
特に硬いのは背中から腰。
足首で、すり足や転倒のきっかけになりそうです。
また、胸や腋。
首の筋が非常に緊張しています。
巻き肩、猫背、ストレートネック。
飲み込みの悪さ、言葉が出にくい・肺炎のリスク。
姿勢保持が困難になる要因ですので、そこも重点的にケアさせていただいております。
パーキンソン病の特徴の一つとして姿勢反射障害というのがあるのですが、自分で体勢を立て直すのが困難です。
そこで有効なのがスクワットになります。
椅子からの立ち上がり一階が20歩に相当します。
10回やれば100メートル歩行したことになります。
これが筋力アップや現在の機能、維持・向上に繋がると考えて施術を提供しています。
夜の不眠、幻覚に関してはレビー小体型認知症が疑われます。
昼夜逆転し昼は傾眠、夜は元気。
という状態になっています。
これは認知症ケアとして一日水分摂取を500ミリペットボトル3本から4本以上が望ましいです。
また、運動量も必要です。
当院以外に心臓のリハビリでエアロバイクをこぐような運動をされているらしいので、今後も無理なく継続されることをおすすめしました。
一方、お母様ですが右のお尻と股関節。
右太腿に痛みがあって日常生活やご夫婦での散歩に支障をきたしているようです。
畑仕事で全身が痛いのもありますしマッサージを中心に要所で鍼を施しています。
お父様の不眠や幻覚に関しては病院でのお薬の調節が必要不可欠ですが薬に頼り過ぎないというケアとして、フランス式アロマもおすすめし試して頂いています。
ビビットナイトというアロマが不眠と認知症に特化していますので、経過観察中です。
今後もご両親の件で心配な点があれば、こちらのブログやライン。
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心からご両親の人生、健康を応援させて頂きます。