今回のテーマは「手足の痺れ」です。
手が痺れる原因は、大きく分けて2つ。
脳や脊髄に問題がある中枢神経麻痺、そして脊髄から出た後の神経に問題がある末梢神経麻痺です。
頸髄の5、6番目の神経は肩から二の腕を支配し、肩を回したり肘を曲げる動き。
7、8番目プラス胸髄の1番目は手を握ったり開いたり、肘を伸ばす動き。
胸の髄の1番目から12番目は背伸びをする動き。
10番目は腹筋、12番目は自律神経の交感神経の中枢(交感神経幹)があり体温調節に関係。
腰髄の1、2番目は膝蹴りするように腿を持ち上げる動きに関係し、腿の外側の感覚。
3、4番目は鼠蹊部。
4、5番目はおしりと太ももの後側。
仙髄の1から3番目はおしりの穴やふくらはぎ、足の裏、爪先立ちの動き。
4、5番目はつま先を上げる動きなど。
大体そんな感じで動作や感覚は支配されています。
肩や二の腕は、筋皮神経。
腕と手のひらは、正中神経。
二の腕の裏から肘、手の甲側はとう骨神経。
小指側は尺骨神経。
4腰の4、5番目あたりが坐骨神経など。
それぞれの神経支配領域に名前がついており、痺れたり痛んだりする部分が違います。
とうぜん、麻痺すれば昨日不全に陥りますね。
脳や脊髄、内臓など。
一体どこが原因でどうなっているのか?
それに対し、どんなケアが必要なのか?
私のような専門職であればそれを熟知しているので、予後予測をし、適切な治療を提供できます。
重篤な疾患があると怖いので、当院へは「整形外科でMRI検査」を受けてからご来院ください。
レントゲンは表面上しかわからないので、二度手間です。
病院や整骨院では電気治療やリハビリをしてもらえますが、保険内だと不十分だと話す患者様は多いです。
結局、薬と湿布ですものね?
もし、各所で満足なケアを受けられていなければ私にご相談ください。
ただ痺れは甘くないので、最初の通院は週1。
その後は月2回。
ご予算は安く見積もって10回分、6万円前後は考えておいてください。
あなたの状態が良ければ2、3回で治ります。
無理と思うのであれば、他の院で保険治療をおすすめします。
こういうケアは時間とお金、覚悟が要るものです。
一限様お断り、その場しのぎは無駄です。
こちらにも責任があるので、二人三脚で改善していきましょう。